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         第126回例会
 劇団民藝
「篠田三郎・樫山文枝 文学の夕べ」

                 
    

第一部 藤沢周作作「山桜」

       出演:篠田 三郎

 

第二部 山本周五郎作「夜の辛夷」

       出演:樫山 文枝

​演出=丹野 郁弓

2024 年10月予定
午後6:30開演
釧路市生涯学習センター大ホール

日本を代表する作家の短編小説を、朗読の名手2人が江戸情緒たっぷりにお届けします。

 

あらすじ

「山桜」
 海坂藩の下級武士の娘・野江は、前の夫に病気で先立たれ、磯村庄左衛門と再婚した。ある叔母の墓参りの帰りに、磯村家よりも前に縁談の申し込みがあった剣術の名手・手塚弥一郎と偶然出会う。野江が手塚との縁談を断ったのは、剣術をする人は怖い人だとの思い込みからだった。しかし実際に話をしてみると、手塚は正反対の心の優しい男であることが分かり、その日から野江は手塚のことを意識するようになった。山桜が満開の頃であった……

「夜の辛夷」
権現前の岡場所の女・お滝は、二十四になる子持ち。凶状持ちが逃げ込めば岡っ引きに密告して礼金を得、客には年を偽って稼ぐため、朋輩に罵られています。ある十二月の寒い晩、彼女は岡場所になどに来る人柄とは違った元吉という職人風の客をとりました。「寝床を二つ取ってくれ」という元吉に「もういらっしゃらないわね」とお滝。しかしまた彼はやってきたのでした……

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